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ベト株ニュース - 市場概況

  
  

証券会社が見る市場動向(5月12日~5月19日) 完全無料ニュース

[2008/05/13 16:28 JST更新]

 ミラエアセット証券

 先週VNインデックスもHASTCインデックスも続落しました。売買高の縮小が顕著となり、流動性が非常に低くなってきています。

 世界市場における原油価格が続けて最高値を更新し、国内市場におけるガソリン価格が上昇する可能性が高くなっていることが、再びインフレ圧力となりそうです。米格付け大手のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、ベトナムの見通しを安定的からネガティブに引き下げ、海外に対する依存が大きいことを警告しました。ベトナムへの海外直接投資(FDI)は増加していますが、貿易及び財政赤字が進行しています。現在の金融引締め政策では、需要拡大は難しく、海外投資家に期待するばかりです。市場は引き続き軟調な展開となるでしょう。


 ベトナム国際証券の分析部

 先週は当初から売却が圧倒的に購入を上回りました。ストップ安での売り注文残が多く見られました。サイゴン商信株式商業銀行(サコムバンク)[銘柄コード:STB]やサイゴン証券[銘柄コード:SSI]など、VNインデックスに大きな影響を与える銘柄の株価が、11営業日に亘り続落し、ビナミルク[銘柄コード:VNM]やペトロベトナム化学肥料[銘柄コード:DPM]、ヴィンソン-ソンヒン水力発電 [銘柄コード:VSH]など、それまでストップ高をつけていた多くの銘柄も、週末には反落してしまいました。1週間下げ続け、VNインデックスも22.03ポイント(4.22%)下落し、500.33ポイントで引けました。
 
 政府は引き続きインフレ抑制に躍起になっており、金融締付け政策を続けていくようです。聞くところにでは、商業銀行の不動産担保貸付残高はGDPの50%も占めているとそうです。

 アメリカ経済はまだ回復できず、原油価格が続けて上昇し、1バレル当たり123ドルにも達しています。こうした情報が投資家心理に悪影響を与えています。政府は6月末までガソリンや必需品の価格を引き上げないと約束しましたが、そのデッドラインが近づいている現在、新たな価格上昇が懸念され始めています。ほとんどの投資家はお手上げ状態で、市場から離れるため、損を覚悟で売却しているようです。

 テクニカル分析では、VNインデックスが短期的に反発することは考えられず、SMA線(10)を越えては来ないでしょう。ボリンジャーバンドが拡大する傾向があり、495.6ポイントという抵抗線が破られる可能性は高いと見ています。


  
  
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