ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は、日本法人のFPTジャパンホールディングス株式会社(東京都港区)を通じて、ビジネスに必要なすべてのITサービスをフルラインアップで提供するSCSK株式会社(東京都江東区)とともに、合弁事業を行うための新会社を設立し、事業を開始した。
合弁事業は、主にメインフレームを利用している企業を対象に、ビジネス継続に向けた既存レガシーシステムの維持・改善やモダン化に向けた道筋の提示など、出口戦略の提供を事業の柱とする。
個別に最適化されたレガシーシステムの全体の最適化を促進し、顧客が経営資源を戦略的に再配分できる環境を整えることで、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進と競争力の強化に貢献する。
東京都江東区に本社を構える新会社「COBOL PARK株式会社」では、レガシー言語を使用したアプリケーション開発、モダナイゼーション・マイグレーション計画立案などの出口戦略の提示を行う。資本金は5億5000万円で、SCSKが66.7%、FPTジャパンが33.3%を出資している。


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