国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)と、地場ギャラクシー・ホールディングス・テレコム(Galaxy Holdings-Telecom)は、米国の航空宇宙メーカーであるスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX=SpaceX)傘下のスターリンク(Starlink)との間で、戦略的提携協定を締結した。
米国ニューヨークで23日に開催された式典には、トー・ラム書記長 兼 国家主席をはじめとする越米両国の高官や企業の幹部が立ち会った。
今回の提携により、ベトジェットエアは同社が運航する全便で、乗客に高速Wi-Fiサービスを無料で提供する。
120機に先行導入し全路線をカバー
初期段階として、エアバスA321型機とボーイングB737型機の計100機、エアバスA330型機20機の計120機にスターリンクの機器を搭載する。将来的には、今後受領するすべての機体にも順次導入する。
高速・低遅延で、海洋や極地、僻地もカバーする衛星通信により、乗客は機内で仕事や連絡ができるほか、動画視聴などの娯楽も楽しめるようになる。
ベトジェットエアのグエン・ティ・フオン・タオ会長は、上空でも地上と同様の通信環境を提供する方針を示した。また、スペースXのグローバルビジネス担当上級副社長を務めるティム・ヒューズ氏も、機内での接続性を高め、搭乗体験を一段と向上させる意欲を示した。
デジタル航空エコシステムの構築へ
今回の協力は、3社による長期的な技術提携の第一歩となる。ベトジェットエアは、最新鋭の機材に加え、データや人工知能(AI)、高度人材を活用し、数百万人の乗客を世界とつなぐデジタル航空エコシステムを構築する方針だ。
機内Wi-Fiを単なる付加サービスにとどめず、日々のフライトに欠かせないデジタルインフラとして定着させることを目指す。


?1790229377)

印刷用ページ


