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ホーチミン:国内初のAIデータセンター建設へ、投資総額21億USD 完全無料ニュース

[2026/03/12 14:23 JST更新]

 ホーチミン市科学技術局はこのほど、英国ロンドンと香港に拠点を置くアクセラレーテッド・インフラストラクチャー・キャピタル(Accelerated Infrastructure Capital=AIC)との間で、同市クチ村のタンフーチュン工業団地内で計画されている人工知能(AI)データセンター建設案件の投資協力に関する覚書(MOU)を締結した。

 同案件は、AICと複数の大規模工業団地を運営する工業団地開発大手キンバックシティーグループ[KBC](Kinh Bac City Group)などによる合弁会社が実施するもので、投資総額は約21億USD(約3300億円)に上る見込みだ。

 国内で初めて建設されるAIデータセンターで、同市のスマートシティ建設やデジタル経済発展の原動力となることが期待されている。

第1期での開発規模

 案件の第1期では、タンフーチュン工業団地のB2-1区画に最大50MWの電力容量を備え、画像処理装置(GPU)約2万8000基に相当するAIファクトリーを開発する。データセンターのほか、周辺インフラ、設備、電力、給排水設備の各項目が含まれ、2027年1~3月期末までに全投資資金の実行が完了する予定となっている。

 4月30日の着工を目指しており、KBCのダン・タイン・タム会長は、インフラや水・電力供給の準備がすでに整っていることを確認した。同氏は、このデータセンターが交通渋滞や洪水など現在の多くの課題を解決し、スマートシティを構築するための前提になるとしている。

 同案件についてAICのオリバー・ジョーンズ共同創業者は、ベトナム国内にとどまらず東南アジアにおける技術的中心地になることを期待していると述べた。

 ホーチミン市人民委員会のグエン・バン・ドゥオック主席は、同案件が同市初のAIデータセンター案件であることから市指導部も特別な関心を寄せており、双方がウィンウィンの関係で協力して早期に事業を開始できるよう関係機関に要請した。


  
  
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