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ビナサンタクシー、ビンファスト製EV導入で車両多角化を推進 完全無料ニュース

[2026/09/18 06:53 JST更新]


(C) Vinasun 写真の拡大

 地場タクシー大手のビナサンタクシー[VNS](Vinasun)はこのほど、不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)の販売代理店から、7人乗りEV「リモグリーン(Limo Green)」20台の引き渡しを受けた。

 従来のガソリン車やハイブリッド車(HEV)に加え、新たなEVを導入することで移動手段の選択肢を増やし、サービスの多角化と運行管理の最適化を図る考えだ。

 同社は車両の受領直後、ドライバーらを対象に車内空間や走行機能、利用上の注意点に関する実地講習を実施した。乗客へのサービス提供開始に向けた準備を進めるとともに、ドライバーの運行スキル向上とサービス品質の均一化を推進する方針を示している。

 今回の新車導入は、同社の業績低下が顕著となる中で行われた。2026年1~6月の監査済財務諸表によると、税引後利益が▲139億VND(約▲8300万円)の赤字となり、前年同期の241億VND(約1億4400万円)の黒字から転落した。同社が四半期および半期で赤字を計上するのは4年超ぶりで、2026年4~6月だけでも▲200億VND(約▲1億2000万円)超の赤字となった。

 同社は2025年に518台を売却処分して保有車両数を2167台まで削減したほか、従業員数も2016年末の1万7160人から2026年6月末には1245人へと急減した。

 2026年1~3月の配車市場では、ビンファスト製EV・電動バイクのレンタカー・タクシー会社で、配車サービス「グリーンSM(Green SM)」を展開するグリーンSMが54.51%、シンガポール系グラブ(Grab)が40.92%のシェアを占めるなど競合の台頭が続いており、VNSは厳しい環境下での事業再構築を進めている。


  
  
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