ニプロファーマはMKP株を取得することにより、医薬品製造技術の供与先であるMKPとの資本提携及び戦略的アライアンスの構築を行い、東南アジア市場における更なる事業拡大を目指す。
ニプロファーマとMKPは2013年、業務提携に関する基本契約を締結。ニプロファーマが有する医薬品製造技術をMKPに供与し、保健省が推進する国産医薬品の品質向上計画に寄与すると共に、現地生産による高品質医薬品を比較的安価に供給することで、新たな医薬品マーケットの創出を支援してきた。
なお、MKPは1975年設立で、ホーチミン市及び国内4か所に主要な製造拠点を有する国内最大級の医薬品メーカー。2014年の売上高は約63億円となっている。