税関局の最新データによると、2025年の日本向け青果物輸出額は前年比+約18%増の2億3780万USD(約370億円)に達した。特にキク、バナナ、サツマイモの3品目が輸出額の半数近くを占め、市場を牽引している。
日本市場への輸出が急成長
過去5年間にわたり、ベトナムの日本向け青果物輸出は年平均+60%超という驚異的な成長率を維持している。アジアで最も食品安全基準が厳しいとされる日本のサプライチェーンにおいて、ベトナムの農産物が存在感を高めていることが、今回の輸出実績からうかがえる。
輸出を牽引する主力3品目
輸出を牽引しているのは、キク、バナナ、サツマイモの3品目だ。これら3品目の輸出総額は1億1160万USD(約175億円)に達し、全体の約47%を占めている。
首位のキクは、日持ちの良さと安定した供給能力が評価され、4360万USD(約68億円)に達した。続くバナナは前年比+33.5%増の4260万USD(約67億円)へと急成長し、2021年と比較してシェアを3倍近く伸ばした。サツマイモも2530万USD(約40億円)を維持し、日本の健康志向や加工のしやすさといった消費者ニーズに応えている。
品質至上主義と今後の展望
専門家によると、バナナやサツマイモの伸びは、不動産から農業・畜産分野に転換するホアン・アイン・ザライ[HAG]
2025年はナスが+17.7%増、マンゴーが+13.7%増と堅調だった一方、ドラゴンフルーツ、トウガラシ、ショウガ、ジャガイモは減少した。ベトナム青果協会は、日本市場では品質管理、年間を通じた安定供給、トレーサビリティの確保が不可欠だと指摘している。
主力3品目の拡大は、ベトナム企業がこれらの要件を満たし始めていることを示しており、今後は品目の多様化によるさらなるシェア拡大が期待される。


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