
14日のベトナム株式市場は売り優勢となり、VNインデックスとHNXインデックスがそろって続落した。VNインデックスは前営業日比▲6.98ポイント(▲0.39%)安の1788.23ポイント、HNXインデックスは同▲0.74ポイント(▲0.27%)安の271.94ポイントで引けた。証券・不動産など主力株の下落が重石となる一方、石油・ガス株や銀行株の一角が下支えした。HSXの売買代金は同+15.2%増の19兆5381億VND(約1160億円)、HNXは同▲26.7%減の6651億VND(約39億円)だった。
ゲレックス3銘柄がストップ安、シーバンクは急騰
グレックスグループ[GEX]が▲6.89%、ゲレックス電気設備[GEE]が▲6.94%、グレックス・インフラ[GEL]が▲6.91%とそろってストップ安となった。ゲレックス傘下企業が、取締役について刑事事件の捜査過程で容疑者として立件されたとの通知を受領したと公表したことが嫌気された。
一方、シーバンク[SSB]は+6.83%のストップ高となった。MarketVector、FTSE Russell、MSCIの国際指数への相次ぐ採用が買い材料となった。
証券・不動産株が軟調、石油・ガス株は逆行高
証券株ではVIX証券[VIX]が▲4.91%、不動産株ではナムロン投資[NLG]が▲3.85%と下落した。大型株のビングループ[VIC]も▲0.78%、素材株のホアファットグループ[HPG]も▲1.88%と軟調だった。
半面、石油・ガス株は買われ、ペトロベトナム製油石化[BSR]が+3.45%、ペトロベトナムガス[GAS]が+3.38%上昇した。
HNXでもサイゴンハノイ証券[SHS]が▲2.10%となった一方、ペトロベトナム北部ガス[PVG]は+6.45%と逆行高となった。
海外勢は買い越し、1800ポイント回復が焦点
海外投資家はHSXで約8220億VND(約49億円)の買い越しに転じ、銀行株を中心に買いを入れた一方、HNXでは約220億VND(約1億3000万円)の売り越しとなった。VNインデックスは一時200日移動平均線(MA200)を下回った後に下げ幅を縮小し、1780ポイントを維持した。移動平均収束拡散(MACD)がシグナル線を下抜ける中、当面は1780ポイント近辺の下値支持と1800ポイント回復の可否が焦点となる。海外勢の買い戻しとエネルギー株高が相場を支える一方、証券・不動産株への売り圧力が続けば、神経質な値動きが続く可能性がある。


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