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ベトナム製人型ロボット、「ビンパール・サファリ」で実地テスト 完全無料ニュース

[2026/06/02 17:51 JST更新]


(C) Znews 写真の拡大

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下でヒューマノイドロボットの研究開発、製造、技術移転を手掛けるビンダイナミクス(VinDynamics)は、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)にあるサファリパーク型動植物園「ビンパール・サファリ・フーコック(Vinpearl Safari Phu Quoc)」で、自社開発のヒューマノイドロボット(人型ロボット)「ディノ(Dyno)」の実地テストを実施した。ベトナムの技術者による高度な人工知能(AI)技術を示す画期的な取り組みとなっている。

屋外の複雑な環境でのインタラクションに対応

 「ビンパール・サファリ・フーコック」は、VICの子会社で国内トップの観光・リゾート・娯楽ブランドであるビンパール[VPL](Vinpearl)が運営する国内最大規模の半野生動物公園だ。動物の鳴き声や環境音、多様な言語が飛び交う屋外の公共スペースでは、ロボットが状況をリアルタイムで認識し、即座に応答することが大きな課題となる。デジタルガイドとしての役割を担う「ディノ」は、この難題に挑んだ。

 高度なAI基盤と指向性マイク技術を搭載した「ディノ」は、周囲の騒音から相手の声だけを正確に分離して聞き取ることができる。さらに、自然な言語処理で回答を導き出すだけでなく、会話の文脈に合わせて手の動きや視線などのボディランゲージも自動で同期し、本物のガイドのように自然なやり取りを実現した。

ベトナム製ロボットの技術力と今後の展望

 ビンダイナミクスは、設計からソフトウェア開発、実地運用までをベトナム人技術者が手掛けており、「Made in Vietnam」のソリューションとして注目される。

 今回収集した来場者の反応や行動データは、次世代ロボットの認識能力や行動の改善に活用する。同社は今後、サービス業や小売、観光、行政など幅広い分野での実用化を目指す。


  
  
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