ドイツのミュンヘン空港からハノイ市のノイバイ国際空港に向かっていたベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)の旅客機で、離陸時に機体尾部が滑走路に接触したとみられる事案が発生した。機体は同空港に引き返して無事に着陸し、乗客乗員計287人は全員無事だった。
事案が発生したのは15日、ミュンヘン発ハノイ行きのVN34便で、機体はボーイング(Boeing)のワイドボディ機であるB787-9型機だ。同機は離陸直後、機体尾部が滑走路と接触した可能性を示す警告とタイヤ空気圧の警告を検知した。
操縦士は航空管制官に連絡のうえ引き返しを決定し、安全のため燃料を空中投棄した後に同空港へ着陸した。乗客271人と乗務員16人はタラップ車を使って安全に降機し、けが人はなかった。
建設省傘下ベトナム航空局(CAAV)は、今回の事案を建設省に報告した。今後の原因調査は、国際民間航空機関(ICAO)の規定に基づきドイツ当局が主導し、ベトナムの重大事案・航空事故調査委員会も調査に協力・参加する。
なお、ベトナム航空はドイツ路線としてフランクフルト線に加え、2024年10月からハノイ/ホーチミン~ミュンヘン線をボーイングB787型機で運航している。
今回、影響を受けた乗客に対しては、宿泊先や代替便の手配などの支援が行われた。


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