不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社で、配車サービス「グリーンSM(Green SM)」を展開するグリーンSM(GSM Green and Smart Mobility=Green SM)は米国現地時間13日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスでEVタクシーサービスを開始した。
北米への進出は初めてで、米国は同社にとって9番目のサービス展開市場となる。
利用者は専用アプリやコールセンターを通じた配車予約のほか、路上でタクシーを呼び止めることもでき、日常の移動や空港送迎などに利用できる。使用車両にはビンファストのEV「VF 8」を採用する。
新規登録者には、最初の5回の乗車料金を50%割り引く特典(1回当たり最大12USD=約1900円)などを提供する。
グリーンSM米国法人のホアン・タイン・ハン社長は、サービス品質の向上や現地ドライバーの採用・育成を進め、地域の雇用創出や環境に配慮した交通手段への転換に貢献する方針を示した。
2023年に設立されたグリーンSMは、ベトナム、ラオス、インドネシア、フィリピン、インド、カザフスタン、デンマーク、オランダの8か国で事業を展開している。これまでの累計運行回数は約8億5000万回、総走行距離は約60億kmに達した。同社によると、80万t超の二酸化炭素(CO2)排出削減に貢献したという。
同社は今後、ロサンゼルスで車両・技術への投資やドライバーの育成、サービス品質の向上に継続的に取り組み、米国市場での事業拡大を目指す。


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