証券市場にとって、国家中央銀行が実施しているインフレ抑制政策は、苦い薬となっている。先週末の2営業日で一部の投資家は失望し、買注文がなくてもストップ安価格での売注文を出すほどパニックした。インフレ抑制の基本的な対策は何だろうか?また管理当局は投資家のパニック心理を収束させるためには、どうするべきなのだろうか?雑誌「証券投資」は、経済専門家であるレー・ダン・ゾアン博士にインタビューを行った。
記者) 国家中央銀行が出したインフレ抑制政策について、どうお考えになっていますか?
ゾアン氏) 国家中央銀行が出した5つのインフレ抑制対策は、経済学についての教科書通りの対策だと思います。方向性についてみれば、これまでの対策は適切であり適時だと言えると思いますが、量的にはかなり思い切ったものだと言えるでしょう。非常に短期間でのことなので、商業銀行へ圧力は大きなものになっています。
議論の余地がありそうなところは、銀行が準備を行えるように、中銀の政策を事前に予告したり、公に打合せを行うことが必要でしょう。急な実施通知は、市場へショックを与えやすいと言えるでしょう。
記者) 証券市場の下落は、中銀の金融引締め策の影響を直接に受けた結果だとお考えですか?
ゾアン氏) 証券市場のこれまでの下落は、金融市場の影響があるとは思いますが、投資家が反応し過ぎているという側面があると思います。証券市場の投資家は中銀の引締め策に対して、ほとんどパニック心理で反応しています。投資家は銀行が貸付を縮小していることだけを見て、今後証券市場がどうなるか?予測できていません。
個人的な意見ですが、金融政策は事前予告という手順を踏むべきでしょう。
(2)に続く


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