ファーライ火力発電株式会社[銘柄コード:PPC]のアン・ヴァン・クエ会長は、2006年度上半期決算が売上高1.7兆ドン(約122億3,000万円)、純利益5,000億ドン(約36億円)という予想以上の業績だったことを明らかにした。下半期利益は2,000億ドン、通年で7,000億ドンとなる見通し。
同社の火力発電能力は全国一で、年間60億キロワット時、全国の発電能力の10%相当を占める。今年1月26日付で株式会社に業態転換したとき、定款記載資本は3.1兆ドン(約223億円)で上場企業としては最大であった。ベトナム電力公社が政府を代表して同社の発行済み株式総数の4分の3を保有している。
なお、クエ会長によると、計画通りの売上高を計上した暁には、12%の配当を実施する。