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質問)　去年のHPCの活動についてお話しいただけますか？

ヒエン・ハイフォン証券[銘柄コード：HPC]会長)　HPCは2007年に500億ドンから1,120億ドンへ増資し、2007年末時点の従業員数は113人、その内修士過程修了者がおよそ10人、残りは全て学士過程修了者です。2007年にHPCで開設された口座数は、6,538口座、これまでの合計はおよそ1万口座となっています。ブローカー業務による収益は400億ドン、年間計画達成率は199％。ディーラー業務による収益は808億6,000万ドンでした。コンサルティング契約は31件、契約総額は150億ドンでした。2007年度経常収益は1,270億ドン、前年比341％増加となりました。税引後利益は654億ドン、EPSは1万1,033ドンです。

質問）　以前、ハイフォン市には証券会社といえばHPCしかありませんでしたが、現在ではそうではなくなりました。HPCの競争力について自己評価して頂けますか？

ヒエン会長)　社名に「ハイフォン」という都市名を使っています、ハイフォン市のみで活動を行っているわけではなく、常に全国規模で事業を拡大していくことを念頭に置いています。HPCは2005年にホーチミン市で支店を設立しましたが、ホーチミン支店の活動は非常に良好です。2007年にハノイ支店、ハイフォン代理店、ハイフォン出張所が設立されました。また、ニャチャン代理店をオープンしたばかりで、更にイエンバイ省及びカントー市での代理店設立を計画しています。競争力を高めるために、従業員の能力向上を目指していることに加えて、ITシステムを改良する予定です。ベトナムでのトップ10に入る証券会社になることが目標です。

質問)　目標を達成するために、HPCはどんなことを行っていくのでしょうか？

ヒエン会長)　現在、2,000億ドンへの増資を準備しています。2008年末に更に3,000億ドンに増資することを計画しています。また、支店ネットワークを発展させていくことの他、2008年にはHPC新本社の建設を予定しています。また政府首相も、ハイフォン市でディンブ・カットハイ経済地区、ラックフイエン国際港、ハノイ・ハイフォン高速道路などの大規模プロジェクトを展開することを承認しました。こうしたハイフォン市の企業の発展も、HPCの発展に繋がると考えています。

質問)　ハパコ株式会社[銘柄コード：HAP]は貿易・銀行・金融・工業グループに発展していくことを目指していますが、そのグループにおいてHPCはどんな意味、どんな役割を担っていくのでしょうか？

ヒエン会長)　HAPは11社の子会社を持っていますが、HPCはその11社のうちの1社です。HAPの子会社はしっかりとした連携を持っており、互いに協力しています。今後、HAPはディンブ石油精製工場、南ディンブハイドン工業団地などの大規模プロジェクトを展開しますが、HAPばかりではなく、子会社にも利益が割り当てられます。