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ベト株ニュース - ホーチミン証取

  
  

SJDが海外投資家に人気 完全無料ニュース

[2007/07/23 21:31 JST更新]

 ホーチミン証券取引所でカンドン水力発電(銘柄コード:SJD)、ヴィンソン-ソンヒン水力発電(銘柄コード:VSH)と第2リニン水力発電(銘柄コード:RHC)という水力発電 3銘柄が取引されている。現在、不動産、石油、製薬、ITなどの銘柄と比べ、この3銘柄の株価はかなり低いと言える。しかし、一部の専門家は国内投資家が水力発電銘柄、特にSJD の潜在力を低く見積もっているとコメントしている。
 ここのところSJDとRHCの株価は4万4,000~4万5,000ドンのレベル、VSHの株価が5万8,000~6万ドンのレベルで変動している。特に海外投資家のSJD株の売買高がSJD株の全体売買高の50%以上占め、平均的に4万株/日に達する日も目に付く。
 何人かの経験豊富な投資家とSJDへのコンサルタントは、海外投資家がSJDについてかなり掘り下げて評価しているとコメントした。投資家はSJDが公開した下記の情報を検討すべきだという。
 SJDが供給しているのは、1999年10月12日にソンダ総公社と電力グループ(EVN)の間で締結された電力売買契約による電力である。この契約の有効期間は25年、固定された電力売価は0.045USD/Kwhである(VATを含まず)。
 SJDの第1発電機は2003年11月20日より、そして第2発電機は2004年1月1日より国家電力システムに組み入れられている。この発電機2台の総出力は77.6MWであり、発電所の年間平均供給電力量(110KV線)は2億9,250万Kwhである。主な売電市場はベトナム東部・南部である。
 中長期発展計画では、SJDは生産活動分野の多様化を図るため、運用・投資、水力発電所建設、水力発電所の技術設計コンサルタント、水力発電事業の幹部教育などの強みがある潜在的な分野へ進出している。
 その第一歩が南部の各省で、またその後は全国でコンサルタント業務を拡大していく予定である。

 2006年~2010年の段階で投資を集中する事業は、電気試験と自動化コンサルタントセンターの設立と、パートナーと協力して行う、タイグエン省と南部各省での中小型水力発電事業・開発である。更にオフィスリースや不動産など潜在的需要がある分野への研究・投資を継続していく。
 タックモ水力発電事業が完了稼動し、生産効果を発揮するようになれば、SJDはカンドン第3発電機の設置を検討し、事業展開する予定である。
 しかし、水力発電所であるため、水量、水源の安定と気候条件ということは、SJDの生産量、売上高と利益を決定する主要な要素となる。SJDは東南部のビンフォック省に位置しており、稼動出力と生産量はべー川(発電所がべー川の第2段に建設された)とダックフイット川からの天然水源に完全に依存している。現在、ビンフォク省で国家電力システムに組み込まれている水力発電所は、カンドンとタックモ(150MW)という2社となっている。
 水力発電所の生産電力量は気候に依存してしまうという特性があり、SJDの毎年の電力は、発電機2台を連続的に稼動するのに十分な水量がある雨季(毎年の7月~10月)に主に生産されている。一方、乾季には、SJDの電力生産はタックモ水力発電所から流れてくる水に完全に依存してしまい、それは発電機2台を十分に稼動させる水量としては不足している。
 SJDの生産活動の結果に大きく影響を受ける他の要素には、借入返済金と原価償却がある。稼動の最初数年の生産費用、特に借入返済金がかなり大きくなるのである。
 しかし、SJDの電力はEVNに全て買ってもらうために、販売管理費の負担が少なく、全体では費用が抑えられることで、利益は増加することになるのだ。


  
  
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