株価から何が見えるか?
BBCの直近2ヶ月の株価変動を見て、7月に市場が下落していたにもかかわらず、BBCの株価が4万8,000ドンから7万5,000ドンへ上昇したということがわかった。海外機関投資家と内部株主の株式売却情報が出たにもかかわらず、売買高が10万株に達した日も多くあった。
しかし、第2四半期の利益が30億ドンであり、第3四半期の予想利益は82億ドンに達するという情報が発表された後、株価は下落し7万~7万2,000ドンのレベルを巡って変動している。平均売買高も3万株/日に減少した。
直近4営業日で、BBCの株価は続伸していたが、75万500ドンの抵抗レベルを乗り越えなかった。BBC銘柄は横向き段階に入っており、需給のバランスが均等になっているため、株価が安定していると言える。
一方、7月にKDCの株価は22万4,000~24万4,000ドンのレベルを巡り、正弦曲線(サインカーブ)を描いて変動していた。平均売買高は4万株/日であった。しかし、8月に入り、株価はかなり大きく上昇し27万7,000ドンの最高値に達した。平均売買高も増加し6万株/日に達した。直近4営業日で、株価は下落していたが、24万~25万ドン/株の価格での需要量が多かった。また、先日、Citigroup Global Market Ltd & Citigroup Market Financial Products LtdはKDC株の保有率の増加を公開した。
この2ヶ月、NKDの株価が上昇する傾向ははっきりしてきた。平均売買高は3万4,000株/日に達した。しかし、第2四半期の利益が期待に沿わず良くなかった(78億5,000万ドンに達し、前年同期比僅か6%増)ため、株価が21万ドンから18万1,000ドンまで下落した時期もあった。直近2週間で、Citigroup Global Market Ltd がNKD株の保有率を9.11%へ増加させたという情報によって株価はサポートされている。
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