質問) 3,000億ドン(約20億4,480万円)の資本金を持っているキンバック都市開発株式会社[銘柄コード:KBC]がどうしてハノイ証券取引所に上場したのでしょうか?ホーチミン証券取引所に鞍替える計画はありませんか?(ゴック・トゥエットさん)
ダン・タイン・タム会長) 上場の目的は、証券市場を通して多くの株主から、多くの資金を調達するということにありました。そうして初めて多くのプロジェクトを展開していくことが出来るのです。そういう意味では、ハノイ証取への上場を選択しましたが、すでにSSIビジョンファンド(Quy Tam Nhin SSI)やドラゴンキャピタルなどが戦略的パートナーとなっていましたので、上場以前に目的を達成していたとも言えるでしょう。将来的には事業展開、そしてコンサルタントや株主を意見を踏まえて、ホーチミン証取や海外の証券取引所に上場することもあると思います。
質問) 2008年第1四半期に実施される無償増資ではマイリン株式会社(Cong ty co phan Mai Linh)の優待株式を持っている株主は無償増資の対象になりますか?どうして今回の増資で創立株主は対象とならないでしょうか?(ハノイ、トゥ・トゥイさん)
マイリンのホ・フイ会長) すでに通知した通り、マイリンは全ての優待株式を普通株式に変更していますので、3,800億ドンから9,800億ドン(約67億1,230万円)への増資では、全ての既存株主は無償増資の対象となります。また、創立株主は自主的に無償増資の株式を受け取らないことを決めました。今回の無償増資は小口の株主及び戦略的パートナーの権利に重きを置いているからです。