サイゴン投資グループ(Tap doan dau tu Sai Gon-SGI)のダン・タイン・タム会長によれば、キンバック都市開発株式会社[銘柄コード:KBC]の2008年度配当は額面比40%、一方、サイゴン通信技術株式会社[銘柄コード:SGT]の配当は額面比30%であるという。この内容は3月及び4月に開催される株主総会で意見聴取される予定である。
なお、SGIとは都市地区及び工業団地開発分野におけるベトナムの大手企業であり、全国で20カ所の工業団地の開発及び運営を行っている。同社は2007年にはHonHai・ITグループ(Foxconn)のベトナム投資(投資総額50億ドル)の誘致に成功している。
SGIの工業団地に投資する顧客に対して、資金援助及び各種サービスを提供しているのが、ナムベト商業株式銀行(Ngan hang thuong mai co phan Nam Viet)及びウエスタンバンク(Ngan hang thuong mai co phan Mien Tay)の2行である。