水産投資[銘柄コード:ICF]のチン・バ・ホアン社長は、2008年度株主総会決議事で、2007年8月10日に臨時株式総会で承認された3つのプロジェクトの一時延期決定されたことを明かした。3つの案件とは、水産加工工場(ホーチミン市)、水産冷凍・缶詰加工工場(フーイエン省)、不動産案件(ホーチミン市)である。
理由としては、資金調達が難航していること、また即効性がない投資案件と考えられたため。プロジェクトを再び展開するかどうかは、会社の業績次第である。
一方、ドンタップ省タンタイン工業団地プロジェクト(投資総額2,500億ドン)、ホーチミン市トゥドゥック区不動産プロジェクト(480億ドン)、北部における水産株式会社への出資(50~100億ドン)は継続して行われる。
2007年度、ICFは売上高が3,260億ドン、税引後利益が211億4500万ドンを達し、現金配当は額面比の14%(1,400ドン/株)であった。2008年度売上高は、5,350億ドン、税引後利益は330億ドンと見込まれている。