東京電力リニューアブルパワー株式会社(東京都千代田区)はこのほど、ベトナムで水力発電事業を行うベトナム電力開発[VPD](Vietnam Power Development)について、発行済み株式の24.96%を取得し、関連会社化した。
同案件は東京電力リニューアブルパワーにとって、西北部地方ラオカイ省コックサン(Coc San)水力発電所に続く、ベトナム第2号の出資案件となる。
VPDは2002年に設立された水力発電事業者で、3か所の水力発電所(計13.62万kW)を保有・運営している。
ベトナムの増大する電力需要に対応する電力安定供給に加え、次期国家電力開発計画における再生可能エネルギー導入目標の達成にも貢献すべく、水力に留まらず他の再生可能エネルギーの新規電源開発も検討していく予定。