建設関連の外国人材と企業とのマッチングプラットフォーム「カダ(GADA)」を運営する韓国のワークスメイト(Worksmate)は2日、ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)グループと覚書(MOU)を締結した。
これにより、デジタル人材マッチングサービスの合弁会社を設立し、FPTグループが運営するERPやクラウド、人工知能(AI)インフラとカダを連携して、ベトナムの建設人材雇用におけるデジタル化を推進する。
2026年1~3月期中にハノイ市で共同試験運用を行い、その後はホーチミン市や南中部地方ダナン市などの主要都市へとサービスを拡大する計画だ。
カダでは、韓国で88万件以上の日雇い労働者データが登録されている。登録人材の経歴や評価、出退勤データなどを用いて企業に合った人材を雇用できるシステムとなっている。
FPTグループは、「ベトナムでは建設分野が急成長しており、人材の供給が業界における重要な課題となっている。カダと当社の技術を連動することで、ベトナムの労働市場の透明性と効率性を改善したい」と述べた。


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