国際協力銀行(JBIC、東京都千代田区)は29日、三井住友銀行(東京都千代田区)が出資する大手民間銀行で、消費者金融子会社が強みのVPバンク[VPB](VPBank)との間で、2700万USD(約42億円)を限度とする個別貸付契約を締結した。
同融資は、2024年10月に設定したクレジットラインに基づくもので、三井住友銀行および常陽銀行(茨城県水戸市)との協調融資により実施する。このうち、JBICの融資分は約1400万USD(約22億円)となる。また、JBICは、民間金融機関の融資の一部に対し、保証を提供する。
地球環境保全業務「GREEN」の一環として、ベトナム電力グループ(EVN)傘下の国家送電総公社(National Power Transmission Corporation=EVNNPT)がホーチミン市で進める送電網整備事業に必要な資金を、VPバンクを通じて融資する。
これにより、ベトナム政府が掲げる2050年までのカーボンニュートラル達成に向け、再生可能エネルギー事業の拡大に伴う送電網整備を支援する。
同融資は、両国が合意した日越協力プロジェクト第1弾(計15件)に含まれている。「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」などの枠組みにも沿った取り組みで、基幹インフラ整備の支援を通じ、アジアのエネルギー供給体制の強化と多様化に貢献していく。


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