デジタルエンターテインメント業界にソリューションとプラットフォームを提供するアッポタ(Appota)が発表した2020年1~6月期のモバイルアプリ市場に関するレポートによると、ベトナムのスマートフォン向け広告市場の規模は今年末に2億1100万USD(約220億円)となり、2021年に2億2700万USD(約240億円)、2022年には2億3600万USD(約250億円)に拡大する見通し。
ベトナムのスマホ広告市場の規模は東南アジア地域で6位となっている。スマホ広告向けの支出額は、デジタル広告向けの支出額全体の6割超を占めている。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、インターネットの利用が増加しているため、企業はデジタルを活用した広告とプロモーションを選択する傾向にある。これにより、スマホ広告市場の開発余地は大きいと見られる。
調査対象企業の47%がデジタル広告向けの支出を増やしたと答えた。一方、31%がプロモーション向けの支出増加、28%がオンライン販売増強、25%がロジスティクスシステムの変更を行ったと回答した。