国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、トー・ラム書記長 兼 国家主席の訪中に合わせて、中国の金融リース会社であるSPDBファイナンシャル・リーシング(SPDB Financial Leasing)との間で、航空機メーカーの中国商用飛機(COMAC)の小型ジェット旅客機「C909」型機10機の導入に向けたファイナンスリースに関する契約を締結した。
上海浦東発展銀行(Shanghai Pudong Development Bank)系のSPDBファイナンシャル・リーシングは、中国有数の金融機関である同行を背景に、航空機のリースや資金手配で重要な役割を担っている。
COMACのC909型機10機の導入に向けた契約締結
VJCは、SPDBフィナンシャル・リーシングと契約を結び、C909型機10機をオペレーティングリースに基づき導入することで合意した。契約は、北京の在中国ベトナム大使館で、ファン・バン・ザン副首相ら両国の政府高官や企業代表者が立ち会う中で締結された。
この合意は、VJCの機材運用効率の最適化や、資金源の多様化、国際資本市場へのアクセス向上に寄与するとみられる。
導入されるC909型機は、今後ベトナムと中国を結ぶ路線に投入される予定で、地域の航空ネットワーク拡大と両国間の航空接続強化を促進する基盤となる。また、この協力は地域および世界の航空バリューチェーンの連携強化にもつながるとみられる。
AVICとの機内インテリアおよび航空関連産業における協力
また、VJCは中国の航空機内装メーカーであるAVICキャビン・システムズ(AVIC Cabin Systems)と機内インテリアおよび航空関連産業に関する包括的協力契約を結んだ。
契約によると、VJCはAVICキャビン・システムズおよび同社傘下のジャータイ(Jiatai)とともに、ベトナム国内に持続可能な航空関連産業のエコシステムを構築することを目指す。今回の協力は生産面の連携にとどまらず、技術移転の推進やベトナムの航空産業の能力向上にも寄与することが期待される。
これにより、アジア・太平洋地域で急速に成長する航空エコシステムに新たな付加価値をもたらすことが期待されている。


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