ベトナム南部バリア・ブンタウ省を本拠とするブンタウ・ツーリスト社が6月29日に約575万株のIPOを実施する。その後、更に約153万株を戦略投資家に、そして約39万株を従業員に交付する。
同社の1年前の企業価値は政府持分1,130億ドンも含め、総額2,390億ドン(約17億4,500万円)と言われ、IPO後の政府保有分は61.6%になる見通し。同社はブンタウ市内でオーシャンパークビーチとホテル(複数)を運営し、他社の観光案件に出資しているほか、Daewoo(車両)、Vinakyoei(鉄鋼)、Clipsal&GP(家電)の代理店網を展開している。ただ、代理店ビジネスは収益にあまり貢献していないため、IPO後には撤退する予定。
一方、財務内容は、買掛金勘定が資産総額の約半分に相当する1,130億ドン以上にのぼるほか、昨年の純利益はわずか3億9,200万ドン(約280万円)であった。ただ、同社のトラン・トゥアン・ヴィエト社長は、こうした買掛金の処理計画を既に策定したとしている。なお、同社の今期と来期の配当は無配となる見込み。


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