
22日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)とハノイ証券取引所(HNX)の主要2指数がそろって反発した。前日の急落に対する押し目買いや大型株への資金流入が相場を支え、VNインデックスは心理的節目の1800ポイント台を回復した。しかし、投資家の慎重姿勢から売買代金は前日比で大きく減少した。
主要指数の動向と売買代金
HSXのVNインデックスは前営業日比+17.26ポイント(+0.96%)高の1816.93ポイントと反発した。値上がり163銘柄、値下がり127銘柄だった。売買高は前日比▲18%減の5億3930万株、売買代金は同▲25%減の12兆9882億VND(約780億円)となった。
HNXのHNXインデックスも同+2.55ポイント(+0.93%)高の276.93ポイントと反発した。値上がり56銘柄、値下がり54銘柄だった。売買代金は同▲12.9%減の6501億VND(約39億円)となった。
大型株とセクター別の動き
不動産株を中心とする大型株が相場を牽引した。中でもビングループ[VIC]が+3.74%高の24万3800VNDと急伸し、VNインデックスを約17ポイント押し上げた。ビンホームズ[VHM]やベトナム工業団地都市開発[IDC]も買われた。またゲレックス電気設備[GEE]が+6.91%のストップ高となった。
一方、金融株は上値が重く、シーバンク[SSB]が▲6.9%のストップ安と2日連続で下落したほか、VPバンク[VPB]も軟調だった。
海外投資家動向と今後の見通し
海外投資家は全市場で買い越しに転じた。HSXでは630億VND(約3億8000万円)の買い越しで、タインタインコン・ビエンホア製糖[SBT](1310億VND=約7億9000万円)が買われた。HNXでもペトロベトナム・テクニカル・サービス[PVS]を中心に50億VND(約3000万円)の買い越しとなった。
VNインデックスは200日移動平均線(MA200、1790~1800ポイント付近)を維持して反発した。21日のFTSE新興市場格上げ発効に伴い中長期的には50億~60億USD(約7900億~9400億円)の海外資金流入が期待されるが、足元では薄商いが続いており、当面は心理的節目付近でのもみ合いが続く見通しだ。


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