南部メコンデルタ地方カントー市のオモン電力センターで19日、第4オモン火力発電所が着工した。
これは、8月革命記念日80周年(1945年8月19日~2025年8月19日)および建国記念日80周年(1945年9月2日~2025年9月2日)を記念する重点プロジェクトとして位置付けられている。
投資総額は約29兆9260億VND(約1670億円)で、出力は1155MWとなる。最新の複合サイクルガスタービン技術を採用し、高効率で燃料節約型かつ環境に優しい点が特長だ。
韓国の重工業企業である斗山エナビリティ(Doosan Enerbility)と第2電力建設コンサルティング[TV2](Power Engineering Consulting 2=PECC 2)が施工を担当し、2028年12月に商業運転を開始する予定だ。
稼働後は国家電力網への電力供給を大幅に増やすだけでなく、雇用やインフラ整備を促進し、エネルギー安全保障にも貢献することが期待される。