携帯電話大手のモビフォン(MobiFone)社(正式名称:ベトナム・モバイル・テレコム・サービシズ(VMS))は、年末の株式上場を計画しているため、本来なら既に必要な手続きを終えていなければならない。しかし、計画は大幅に遅れており、資産価値算定を終えるのが早くても年明けになる見通しだ。
モビフォン社のレ・ゴック・ミン社長によると、現在同社の事業協力契約パートナーであるスエーデンのコムビック(Comvik)社と契約の清算を行っている段階であり、その後約2億280万米ドル相当の資産を株式化するという。しかし清算業務だけでも半年以上かかっており、資産価値算定にどれだけ時間がかかるかまだ分からない状況だ。
ミン社長は、通信サービス事業を行う同社の場合、他分野の企業に比べて資産価値算定が難しいのではないかと懸念している。また、同社のブランド価値をどう価値算定に反映させるかという問題も残っている。
財政省のチャン・バン・タ次官は、「財政省は政府保有株を売却する政策を取っており、株式上場のための資産価値算定を早く進めるよう促している。モビフォンの資産価値算定には数か月かかるだろう」と述べている。


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