毎朝7時半になると、とある証券会社へはドイツ銀行AGロンドンからホーチミン証券取引所への証券発注書が届けられる。先日のトラブルによる休場後は、ハノイ証券取引所での売買能力についての質問も始まった。
「どちらの取引所へも同様にご注文いただけます。」証券会社はそう回答した。そして大量の資金が市場へ投入され続けている。
このドイツ銀行AGロンドンのような重要な市場参加者(一日の取引量がおよそ1,500~2,000億ドン(約11~15億円)程度)が、ベトナム市場の証券取引するという話しは、もはや珍しいものではない。米シティグループもドイツ銀行よりもさらに早くテーブルについているのだ。もっとも今のところ彼らにはドイツ銀行ほど目立った動きは見られないのだが。
その他の外国投資ファンドも指をくわえているわけではない。ベトナムホールディングリミット社(VNM)は、BMI株を90万株購入したばかり。英系ドラゴンキャピタルが運用するファンドは、相変わらず高すぎる株価に不満が収まることはないが、売り買いに余念がない。
ビナキャピタルのVietnam Opportunity FundはIPO参加により重点を置いている。すでに石炭・ゴム・水産業など資源系銘柄への投資が大きく、今度は銀行株獲得の機会を窺っている。


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