先週大幅下落した後、株式市場の需給と売買高が上がった。海外投資家は大幅買い越し、ホーチミン証券取引所では購入高が売却高の5倍程度、ハノイ証券取引所では購入株式が売却株式のおよそ25倍あった。
また先週、多くの好材料を投資家が受け取ったこともあり、市場での取引がより活発になり、回復する前兆が見られた。
最も大切な情報とは、インド訪問したグエン・タン・ズン首相に同行した多くのベトナム企業の代表が、インドの大手会社との投資協力合意あるいは契約を締結し、その総額が45億ドルに上ったということであった。今後、インドからベトナムへの投資熱が高まりを見せるとは多くの専門家の予想である。
二つ目の情報は韓国の商業・工業・エネルギー省の大臣と韓国の上位20社のトップ経営者が訪越したことを受けて、今後韓国からもベトナム投資が新しい波となるというものだ。特に韓国のKumho Asianaグループは、ザインボ文化商業センターとメチ展覧会場(投資額:25億ドル)、西湖西新都市(投資額:3億ドル)などの事業をベトナムで展開するために40億ドルを追加投資するという。また現在、ベトナムで代表事務所の設立を申請している韓国の証券会社は5社に上る。
更に、もう一つの大事な情報は首相は2007年の第4四半期にIPOを行うベトナム投資開発銀行(BIDV)のIPO実施や海外の戦略パートナー選定に際して、BIDVをコンサルタントする企業として海外企業(モルガンスタンレー)を承認した、ということだ。
先週ホーチミン証取では、VNインデックスが4営業日下落し、1営業日上昇した。特に月曜日(7月2日)には、VNインデックスは31ポイント弱下落したが、翌々日の日(7月4日)、36ポイント反発した。この週VNインデックスは前週比14.15ポイント(1.4%)下落した。これはVNインデックスが続落した6週目である。
しかしこうした中で、購入高は増加した。最も多かった5銘柄はSTB(423万8,000株、前週比2倍増加、売買代金 2,660億ドン)、BBT(136万9,000株、売買代金354億ドン)、VFMVF1(132万6,000株、売買代金403億ドン)、PVD (110万8,000株、売買代金1,810億ドン)とPRUBF1(100万7,000株、売買代金120億ドン)であった。
更に海外投資家の購入高は大幅増加した。ホーチミン証取では、762万株を購入、250万株増加し、購入代金が1兆1,090億ドンに達し、先々週比では4,400億ドン増加した。また、264万株売却し、先々週比6万株増加したが、売却代金は2,550億ドン、同比で800億ドン弱縮小した。先週末の2営業日、海外投資家の売却高は20万株に大幅減少し、購入高の5分の1と 10分の1ほどしかにしかならなかった。
一方、ハノイ証取では、海外投資家の売買高では購入は売却の25倍になった。5営業日で121万6,000株を購入(購入代金1,330億ドン)、4万7,400株(売却代金31億6,400万ドン)しか売却しなかった。


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