ハノイを根拠とするベトナム技術商業銀行(テクコムバンク)は、国際習慣に従って3兆ドン(約208億円)相当の債券を発行する、と頭取であるグエン・ドゥック・ビン氏がSaigon Dailyに語った。
テクコムバンクは、すでにムーディーズによって格付けされ、財務諸表もKPMGによって監査されているビン氏は言う。
同行はムーディーズによる格付けを取得したベトナムで最初の銀行であるが、この国際的格付け機関は、昨年この銀行に外貨預金に”B1”、ベトナムドン預金に”Ba1”、外貨発行に”Ba2”、ベトナムドン発行に”Ba1”、銀行財務能力に”D-”のレイティングをつけている。最新の格付けは、現在入手可能だとビン氏は付け加えた。
上場していないの同銀は、市場の状況に応じて価格設定され、まもなく発行される5年債の総管理会社・事務管理会社として、戦略的パートナーである香港上海銀行(HSBC)を指名した。
テクコムバンクは、この債券を機関投資家むけにのみ販売し、その半分は海外の機関投資家向けとする。すでに総額4兆ドンの債券を発行することについて、国家中央銀行(SBV)からの承認は得ている。
ビン氏によれば、残りの1兆ドンは追って発行されることになるという。
英国の銀行であるHSBCは7月上旬、SBVから総額8兆ドン相当の債券を発行する認可を受けた。当初は8兆ドンを4回に分けて発行、その内5兆ドンをベトナムドンで、残りをUSドルで発行する計画であった。しかし、この債券はこれまでのところまだ販売されていない。
HSBCは現在、ベトナムに2つの支店を持っており、1つはハノイ市、もう1つはホーチミン市にある。メコンデルタのカントー市には駐在員事務所がある。テクコムバンクの株式を15%所有しており、地元銀行に高いウエイトで出資をした初めての外国銀行である。


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