3) ハノイ証券取引所
※テクニカル分析
HASTCインデックスの直近支持レベルは9月21日に達した272.49ポイント、抵抗レベルは6月18日に達した315.2ポイントである。HASTCインデックス線はフィボナッチの61.8%抵抗レベルを乗り越え、フィボナッチの100%レベルへ向かっている。
HASTCインデックス線がボリンジャーバンドのアッパー・バンドに近付き、15営業日・20営業日移動平均2線を乗り越えたことが、先週の大幅上昇傾向を表している。一方、平均移動2線間の間隔が大きくなっていることは、HASTCインデックスの長期上昇傾向を表している。
ストキャスティックス線が80を上回り100に達したため、今週の最初の1~2営業日でHASTCインデックスは調整される可能性がある。また、RSI線も30~70のレベルを上回り上昇している。一方、MACD線はシグナル線を既に上回って上昇しており、シグナル線との間隔を広げているため、上昇傾向は見て取れる。
売買高は増加しており、先週の最終営業日に467万9,800株に達した(直近7ヶ月での最大)。しかし売り圧力が強くなるというテクニカル分析もあり、タンロン証券は、今週HASTCは2~3%程度の上昇に留まると予想している。
※市場要素
先週HASTCインデックスは5営業日続伸、309.57ポイントに達し、先週比 37.08ポイント(13.61%)上昇した。総売買高は1,755万8,800株に達し、先週比71.05%増加した。上昇率が高かった銘柄はサイソンセメント(銘柄コード:SCJ)(57.03%上昇)と水産投資(銘柄コード:ICF)(40.43%上昇)など。下落率が高かった銘柄は、第5ソンダ(銘柄コード:SD5)(52%下落)である。しかし、この下落は先週の最終営業日に、SD5が有償増資の権利落ち日を迎え、株価が調整されたためだ。実際にはSD5の株価は権利落ち日に10%上昇した。
一方、海外投資家は150万2,600株を購入し(先週比207.6%増)、73万5,100株を売却した(先週比108.6%増)。この結果は、海外投資家が市場は上昇傾向だと考えていることを表している。しかし、同時に利益確定するため株式売却も増加した。
※アドバイス
投資家は市場の上昇にあわせて、株価の上昇を目指すならば、アジア商業銀行(銘柄コード:ACB)、バオベト証券(銘柄コード:BVS)、サイゴン証券(銘柄コード:SSI)、ペトロベトナム保険(銘柄コード:PVI)、ペトロベトナム技術サービス(銘柄コード:PVS)等の銘柄を購入するのが良いだろう。
(終)
*これはタンロン証券(CTCK Thang Long)による参照レポートです。


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