ベトナム証券市場は上昇する段階があれば下落する段階もあるが、一般的な傾向としては、市場はより活発となり、売買高が増加し、参加する投資家の数も多くなると考えられている。
しかし、国内個人投資家のレベルはどのぐらいなのだろうか?
職業と社会的な階級から見れば、ベトナムの個人投資家の多様性が分かる。証券市場へ接触するチャンスがある金融業界の人々や、オフィススタッフの他に、農民や喫茶店のおばあさんも証券市場に参加しているのは、冗談ではなく、本当の話である。彼らにとって証券投資というのは、単に野菜や魚の売買のように、安く買い高く売って儲けるものだという。同時に、国営金融機関、証券会社や国際金融機関等で働いている人たちが個人的な投資をしている可能性もある。
1) 2000年~2005年:金融業界の人々の時代
この段階は市場の設立段階だったと言えるだろう。売買高が非常に小さく、参加する投資家の数も少なかった。この段階で参加した投資家の大部分は、金融知識を持っている人たちだった。口座総数もせいぜい2万口座を上回る程度だった。現時点では、彼らの大部分が成功し、金融機関、証券会社や証券市場へ影響を与える国営機関の要人になったりしている。下記は彼らについて、いくつかの標準に基づき評価した結果である。経験、知識やコネクションがあるため、海外投資家の売買や金融機関のレポート等の要素から余り影響を受けない。「風の方向に従う」という行動を取るだけである。
現在この投資家たちの一部は、市場へ影響を与えられる勢力になっている。
(満点は5点)
※ 金融知識 : 4点
※ 金融業界におけるコネクション : 5点
※ ベトナム証券市場についての知識 : 5点
※ 世界の証券市場についての知識 : 3点
※ 個人の財務能力 : 2点
※ 影響を与える程度 : 4点
※ 影響を受ける程度 : 4点
合計 : 27点
(2)に続く


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