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ベト株ニュース - 市場概況

  
  

不動産銘柄が再び熱い 完全無料ニュース

[2007/10/15 18:29 JST更新]

 先週の月曜日(10月8日)に上場したバリア-ブンタウ住宅発展会社(銘柄コード:HDC)の株は、買い残が大きく、一方売買高は僅かで株価がストップ高したため、ホーチミン証券取引所の「空飛ぶ馬」(急騰銘柄)となっている。ビンコム(銘柄コード:VIC)とHDCへの熱が、他の不動産銘柄へ広がっている。

 HDCの資本金はホーチミン証取上場への最低資本金(800億ドン)にようやく達している程に過ぎず、そのうち戦略的パートナーが株式総数の大部分を保有しているため、市場で流通して売買できる株式数が少ない。HDCは主にバリア・ブンタウ省で活動している企業だが、不動産銘柄が熱くなっている背景から、この銘柄に対して多くの投資家が関心を寄せている。市場がVIC株に酔っていた先々週、SeaBank証券で口座を開設したある大口投資家は、VIC株を売却した後にHDCを購入すると語っていた。

 毎年の配当予想が18~20%であるHDCの株は、それだけでは魅力的な銘柄とはいえないが、ブンタウでの多くの不動産事業へ大きな投資を行っている。ブンタウ市商業センター・アパート・オフィスコンプレックス事業(21階ビル、面積1.227ha、投資総額2,724億5,000万ドン)、タンタイン区フーミ新都市事業(面積20ha、投資総額1,046億ドン)、ブンタウ市ドイ2住宅区(面積16ha、投資総額2,540億ドン)、ゴックトゥックヒール住宅区(投資総額1,970億ドン)等である。

 他にHDCは不動産事業とブリック生産事業を含む事業7件の投資を展開している。HDCの取締役会長であるドアン・ヒュウ・トゥアン氏は、バリアーブンタウの不動産市場はハノイとホーチミン市の不動産市場のように活発ではないが、HDCが展開している全ての不動産事業の売上高利益率は30~40%に達する見込みであると語った。一方HDCはホーチミン市の郊外、土地価格がまだ安く、投資受益率が高い地域へ不動産投資を拡大する計画がある。これらの事業への投資を行うため、HDCは資本金を 1,000億ドン以上へ増資する予定である。この増資によって発行株式数が大きくなりHDC株の流動性が高まると期待されている。

 上場したばかり不動産2銘柄の熱さが、OTC市場の第5建設会社(銘柄コード:SC5)やチュオンズオン投資建設会社等のまもなく上場する不動産銘柄にまで届いている。チュオンズオン社の主な業務内容は、建設事業と不動産投資である。現在OTC市場での同社の株価は10万ドン弱である。しかし、上場予定日とされる日の1ヶ月前から取引がほとんど途絶えた。資本金が少なく(360億ドン)、大きな事業計画があり、増資する可能性が高く(特に 360億ドンの資本剰余金がある)、2007年度の税引後利益も150億ドンと予想されているため、保有している投資家が、上場後高い価格で売却することを希望しているからだ。

 一方、ホーチミン市の多くのアパート建設事業の投資主であり、2007年に配当率30%の配当支払(うち10%は株式配当)を計画しているSC5の株は、10月18日にホーチミン証取へ上場される。予想取引株価は16万ドン。OTC市場で同銘柄の株価は18万ドンまで上昇していた。

 ただし一部のアナリストによれば、投資家の中には新規銘柄をはじめ、不動産銘柄の株価を操作し大きな利益を上げようとする動きも見られるため、個人投資家は慎重に対処するべきだと注意を促している。


  
  
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