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ベト株ニュース - 市場概況

  
  

ACBかSTBか?(1) 完全無料ニュース

[2007/10/23 08:01 JST更新]

 ベトナムは国営企業の株式会社化を行い活動効果を向上させると共に、国際市場へ参加する条件を整える段階に入っている。銀行システムは金融市場の動脈であり国家経済の健康を裏付けるものである。そのため政策決定者は、いつでも銀行業のリスクに特別な関心を払い、それを最小限に抑制する方法を探す必要がある。

 ベトナム商業銀行が株式会社化を行うことは、国内銀行システムへ大きな影響を与え、銀行銘柄の優位性が国内外の投資家の関心を惹き付けることになる。サイゴン商信銀行(銘柄コード:STB)とアジア商業銀行(銘柄コード:ACB)の外国人保有枠が一杯になっているが、これは海外投資家のベトナムの銀行に対する期待の表れといえるだろう。

 投資家から見ると、銀行業のリスクはシステムリスクと考えられおり、それは市場メカニズムに対する経済政策と変動に依存しているといえるだろう。簡単に言えば、投資家はこの2銘柄のうち、どちらの銘柄が高く評価されているのか?そして、どちらの銘柄が市場リスクを受ける影響が小さいか?という2つの質問への回答に対して大きな関心を持っている。

 ホーチミン証取の値幅制限は±5%、ハノイ証取の値幅制限は±10%である。200営業日弱のデータに基づいて考察してみると、ACBとSTBの株価変動はかなり異なっているということが言えるようだ。投資家がACB株の売買決定を出す時はより慎重に考えているように見える。ACB株の値幅制限が大きいにも関わらず、この銘柄の株価は大よそプラス・マイナス2%レベルで変動していた。この変動率からは、投資家が営業日毎に損失を負うことは少ないということが言えるだろう。別の言い方をすれば、ACBの情報は市場や投資家の行動へ余り影響を与えない(1日平均売買高は14万株弱)。短期投資家はこのような銘柄を選ばない理由がここにある。先進国では、通常株価が余り変動しない銘柄が優良企業の銘柄である。ACB株の株価は大きく変動した営業日もあるが、この大きな変動は前期9ヶ月では僅かに数日しか発生しなかった。

(2)に続く


  
  
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