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ベト株ニュース - 市場概況

  
  

大手企業のIPOの前で慎重になっている海外投資家 完全無料ニュース

[2007/10/28 12:01 JST更新]

*10月中旬の市況を背景にしている記事です。

 このところ、海外投資家の取引が減っており、取引が活発になった営業日もあったが、それは主に売り注文のためだった。海外投資家はベトナム外商銀行(ベトコムバンク-VCB)を初めとする大手国営企業のIPOの前で慎重になっていると見られている。

 ハノイ証券取引所とホーチミン証券取引所における10月10日から1日あたりの海外投資家の購入株式数は、およそ130万~140万株、購入株式数が200万株を上回った営業日は僅か2日だけであった。市場が過熱気味の10月の初めには、海外投資家の1日あたりの購入株式数は常に300万株に達していた。

 また、1日あたりの売却株式数はおよそ60万~75万で増加傾向にあり、特に10月16日には140万株に達した。直近の3営業日*の海外投資家の平均売却株式数は100万株である。多く売却された銘柄はノースキンド[銘柄コード:NKD]、ビンタイン輸出入貿易[銘柄コード:GIL]、ベトナム石油運輸(VIPCO)[銘柄コード:VIP]であり、1営業日に売却された株式数はそれぞれおよそ10万株であった。

 一方、ペトロベトナム・ドリリング株式会社 [銘柄コード:PVD]やタイニンゴム[銘柄コード:TRC]、FPT[銘柄コード:FPT]は海外投資家に注目されており、1日あたりのPVDの購入株式数は常に20万~30万株程度ある。

 VCBの戦略的パートナー、及びIPOの株価に関する噂は数え切れないほど出ている。しかし、同行の株式会社化の担当部では、戦略的パートナーに対する株価よりも、株式会社化後の協力・支援体制に重きを置く方針であるとしている。戦略的パートナーへの株価が非常に高いという意見もあれば、かなり低い価格で売却されるという意見もある。VCBのような大手金融機関の株式が低い価格で発行されることは市場全体の株価も下落させることにもなる。市場が回復する前に既に多くの株式を購入した海外投資家も、市場変動の前で慎重になっており、様子見姿勢を続けている。

 海外投資家の取引が国内投資家に心理的な影響を与え、市場を暗くすることにもなる。そのため、VCBの株価を低くすることを目指している海外投資家が市場を操作している、と考ている国内投資家もいるようだ。

 VPバンク証券の統計によれば、国内投資家の売買高・売買代金が顕著に増加し、海外投資家の取引量を圧倒している。そのため、海外投資家の売買動向が国内投資家を左右することはない、とVPバンク証券のクワック・タイン・ソン社長と指摘した。


  
  
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