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ベトナム株情報 > ベト株ニュース > 市場概況 > 12月は上昇するか下落するか?(2)

ベト株ニュース - 市場概況

  
  

12月は上昇するか下落するか?(2) 完全無料ニュース

[2007/12/02 10:34 JST更新]

*FPT証券のファン・タイン・フン上場株ブローカー部長

 ベトナム外商銀行(ベトコムバンク-VCB)のIPO(新規株式公開)に関する情報を待っていること、そして証券譲渡益に課税する個人所得税法の発表が市場に影響しているが、これは特異なことだと思います。

 しかし、現在では所得税税率や有効となる時期も明らかになっています。又、ガソリン代は1リットル当たり1,700ドン上昇したことは消費者物価指数(CPI)の上昇へ影響を与えるはずです。そのため、投資家は誰でも現金を持っていたいとは思っていません。投資をすることになるでしょう。これまで、金地金と不動産市場がかなり活況だったため、次には証券市場が魅力的な投資チャンネルとなる可能性は高いでしょう。もう一つの要素は、通常ファンドは年末になると財務諸表の純資産価値を引上げるために株を購入します。こうした理由もあって、私は年末に向けて株価が上昇していくと確信しています。

* アジアバンテージ・グローバル社のチン・ベト・クオン社長

 ベトナム証券市場は世界市場の影響を徐々に受けるようになって来ました。アメリカのサブプライムローンによる金融危機が世界経済へ大きな影響を与えており、それはまだ市場に大きく作用していると言えるでしょう。ですから、2007年第3四半期の業績に、全ての悪影響が出尽くした、と考えるのは早計です。アメリカの銀行の第4四半期業績は更に悪化すると考えられています。ベトナム証券市場もこうした影響を受けるはずです。それでも、上場企業の好業績が積極的な動きを生み、市場の下落を下支えするのではないかと、考えています。

* アジア商業銀行証券(ACBS)のアナリスト、ヒイン・アイン・トゥアン氏

 私の個人的な意見ですが、市場を12月には市場を浮上させる好材料が多くあります。現在、アメリカ市場はサブプライムローンによる金融危機をまだ乗り越えてはいません。FEDはドル金利の引き下げを継続する可能性が高いでしょう。そうした動きの中で、投資家の市場に対する信頼感が回復すると考えています。海外投資家はベトナム証券市場で購入を続け、それが国内投資家へ影響し、最終的には国内投資家も購入を拡大する、という流れを想定しています。11月に市場に対する悪い材料が非常に多く出されました。12月に入れば、こうした材料も解消されていくでしょう。例えば、市場はVCBのIPOに関する情報を待っていますが、12月初頭には、はっきりと公示されることでしょう。

 現在、国家中央銀行は商業銀行への指示第03号の実施について、精査しているところです。多くの商業銀行が証券担保貸付を回収したので、その結果が発表される時には、市場への圧力は減少しているといえるでしょう。一方、年末年始にかけて、上場企業の株式分割(新株発行)に関する多くの情報が出ており、ファンドの資本も投入間近といった印象です。こうしたことから、12月に市場が活性化すると期待できる材料は多いと言えます。

(終)


  
  
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