会員ログイン ID   パスワード

会員登録・延長手続 パスワード確認  IDとパスワードを記憶させる
ベトナム株情報 > ベト株ニュース > 市場概況 > 投資家との懇親会、熱気に翳りも

ベト株ニュース - 市場概況

  
  

投資家との懇親会、熱気に翳りも 完全無料ニュース

[2007/12/21 09:19 JST更新]

 上場企業と投資家との懇親会は期待通りに活発というわけにはいかなかった。

 開催委員会は、12月16日にハノイで開催した懇談会に上場企業約70~100社、投資家は1,000名以上が参加すると見込んでいたが、実際に参加した投資家は300名程度、参加した企業の数は40社に満たなかった。

 投資家は企業の事業戦略、他分野への投資の方向性や目的というテーマに関して質問をしたが、同時に最近の軟調な相場についての心配も明かした。また今後更に続く大手企業のIPOの圧力についての一部の質問は一般的な回答が示されただけに終わり、指示第03号の実施をめぐる質問は回答を拒まれる場面も見られた。

 サコム通信ケーブル(銘柄コード:SAM)のリゾート投資計画に関して疑問が寄せられたが、それに対してSAMの社長であるドー・バン・チャック氏は「光ファイバー製造へ投資するにあたって、市場の需要を把握しましたが、ベトナムの光ファイバー市場はそれ程大きくないことがわかってきています。しかし、我々はベトナムで最も近代的な光ファイバー工場を建設したために、この分野においての競争力は充分あります。こうした意味ではSAMは専門分野への投資を正しい方向で展開しており、ベトナムの通信ケーブル製造での大手企業だと言えるでしょう。しかし一方で、新株発行による資本剰余金が1兆7,000億ドンに達した上、土地には限りがあり、機会も多くはないことから、ダラットでのリゾート投資に挑戦しようと考えたわけです。必ず成功すると思っています。来年そして再来年の利益は投資家の皆さんへ相応しい利益を配分できると考えています。このように持続可能な発展のために、SAMは経営分野を拡大していくべきでしょう」と説明した。

 一方、サイゴン証券(銘柄コード:SSI)のディーリング戦略について、SSIの取締役会長であるグエン・ズイ・フン氏は、「我々は(新株発行で)取得した資金を効果に投資しました。未上場株への投資が大きくし、上場株への投資はそれ程でもありません。審査・分析能力が良いこともあって、SSIの投資は安全性が高いと言えるでしょう。SSIの第3四半期のディーリング売上高が第2四半期と比べ大きく減少していますが、これは売買が市況によって変わってくるためです。市場では誰でも買わない時に、SSIは買い、またその逆を行っています。これはSSIと他社との相違でもあります」と語った。

 更に海外市場で資本を調達する計画について、会長は「僅か1ヶ月程前には、シンガポール市場へ上場することはそれ程大切でないと考えていましたが、現在考え方を大きく変えています。資本を調達するにはベトナム市場では規模がまだまだ非常に小さいということです。SSIは海外市場で上場するベトナム最初企業となることを希望しています。海外市場での上場は2008年中に行われることになるでしょう」と明かした。

 バオベト証券(銘柄コード:BVS)のグエン・クアン・ビン社長は、自分が他社へ転職するのではという噂があることにについて、「恐らくは一部の証券会社、民間グループの発言を通して、この噂が持ち上がってきたのだと思いますが、個人的な立場から言わせてもらいますと、私とBVSは設立当初から強く結びついており、BVSと共に最も困難な時期を乗り越え、その後着実に活動基盤を構築してきたわけですから、BVSを離れようなどとは考えておりません」と釈明した。

 懇親会後で、上場企業クラブのドー・バン・チャック会長は、「今回の懇親会の結果は、以前ホーチミン市で開催したものと比べると良いものとは言えません。クラブとしても今回の懇親会に参加しなかった企業に対しては注意文書を発行することにします」と語った。


  
  
印刷用ページ