会員ログイン ID   パスワード

会員登録・延長手続 パスワード確認  IDとパスワードを記憶させる
ベトナム株情報 > ベト株ニュース > 市場概況 > 石油関連銘柄への長期投資(2)

ベト株ニュース - 市場概況

  
  

石油関連銘柄への長期投資(2) 完全無料ニュース

[2007/12/23 14:26 JST更新]

2) 石油関連銘柄はポートフォリオを組む価値があるか

 世界における石油産業は、投資家から成長性や発展潜在性について、とても高く評価されている産業であり、石油関連銘柄の魅力を否定することはできない。またベトナムはこの資源での大きな優位性を有する国の1つである。原油の輸出額は、輸出品目の中で常に最も高く、毎年およそ60億ドルに達している。多くの専門家は、輸出金額は今後10年で更に大きく増加すると指摘している。

 業績から評価すると、一部の企業の第3四半期までの売上高と税引後利益は大きく成長し、2006年度の実績を上回るものとなった。特にPETの税引後利益は、6倍以上、PVDの税引後利益も3.2倍以上に増加している。しかし、他の企業では、第3四半期までの税引後利益が前年同期比増加してはいるものの、成長率はそれ程高くはならないと予想されている。

 それでも、11月にガソリン・オイルの輸入価格が高騰し、石油関連企業の多くは甚大な損失を負う危機に面したにもかかわらず、財務省がガソリンの小売価格を引き上げ、また先週は世界の原油価格が下落したために、こうした企業は損失を免れるという幸運もあった。加えて 2007年12月末までガソリン・オイルの輸入価格は下落しており、一方ガソリンの小売価格が現在のように高く維持されていることからみれば、多くの石油関連企業が大きな利益を上げることになることが考えられる。

 別の面から見ると、現在石油関連産業銘柄の平均PERは約28倍となっており、他の産業と比べて、それ程高いとは言えず、投資家からは容認されるべきレベルにあると言える。

 ここ数日の市況を通して投資家は市場のもったいぶったような動きをよりはっきりと感じていることだろう。投資をすればすぐに儲かるといった時期ではもうなくなったのである。現在のベトナム証券市場はより高い発展段階に差し掛かっている。全ての投資決定が非常に重要なことになる。投資家はそれぞれの銘柄を再評価し、自分に相応しいポートフォリオを組んでいくべきである。さてそれでは、石油関連銘柄は取り立てられるのだろうか?

(終)


  
  
印刷用ページ