国家証券委員会は遠隔取引規定の草案を作成しているが、それに関する4つの提案は以下の通り。
1) インターネットを通して取引及び電話を通しての取引を区別する必要がある。電話を通しての取引の場合は、直接通話あるいは携帯メッセージなどとなるが、通話に関しては録音、また注文入力の前の内容確認が必要である。
2) 透明性を高めるために、証券会社は注文時点、約定時点などを常に詳しく表示する必要がある。
3) 草案には証券会社がリスク公開書にあるリスクを発表しなければならないとあるが、更に詳細の記述が必要である。例えば、リスクが発生した場合には、証券会社はそれが客観的な原因によるという説明をしなければならず、証券会社によるミスの場合には、程度に応じて投資家を守るための規定が必要となる。
4) また、能力がある取引職員に取引を委任するとしているが、詳細条件を予め決めておくべきで、取引職員に対する遠隔取引資格取得を義務付けることも考慮しなければならない。
遠隔取引の便利さを100%を引き出すために、証券取引所は証券会社が証取のシステムに直接注文を入れることを許可すべきである。そうすれば、誤りを最小限にすることができる。
現行の手動入力による取引に比べて、遠隔取引に移行することで、取引が迅速化され、公開性や透明性を高めることができる、というのが大切な点である。


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