VNインデックスが776.04ポイントに下落し、2006年年末時点と同レベルになって来た。そしてベトナムで活動している多くの海外ファンドは、買いを入れるには現在が最良な時期であることを指摘している。
多くのブルーチップ銘柄とペニーストック(小型株)の株価は、以前殆どの投資家が考えることができなかったレベルにまで下落している。先週、ホーチミン証取では、リー冷蔵電気(銘柄コード:REE)が11万5,000ドン、サイゴン商信銀行(銘柄コード:STB)が5万8,500ドン、FPT(銘柄コード:FPT)が17万ドン、キンド食品(銘柄コード:KDC)が15万3,000ドン、ペトロベトナム化学肥料(銘柄コード:DPM)が6万ドンまで、それぞれ下落した。ハノイ証取では、EPSが4,000ドンを上回り、PERが10倍を下る銘柄も多くある(例えば ナロイ水力発電(銘柄コード:NLC)等)。Anpha Capital Groupファンドのグエン・テー・ルー社長は、現在のベトナム証券市場の平均PERは25倍程度しかなく、多国と比べてもまったく割高感はない、コメントしている。
ルー社長は、Anpha Capital Groupは多くの上場株の購入を継続している、とも明かしてくれた。これは資本調達を終えたばかりの同ファンドにとって、千載一遇のチャンスなのだ。これまで、1億2,500万ドルの資本のうち、Anpha Capital Groupファンドは3,000万ドルを投入している。ルー社長は、「資本を銀行に預けるだけでは金利も低いままですが、現在は大きく投入すればするほど良い時期です。何の行動も取らなければ、ファンドへ投資した人達は不安がるでしょう。現在は資金投入の最も相応しい時点だと言えます。」と語った。
この考えに賛同する、Asiavantage Global投資ファンドのチン・ベト・クオン社長は、現在の市場が本当に割安であるとコメントしている。「投資家が証券市場に参加するのを継続したいと思うのならば、現在は買い時だ、と言えるのではないでしょうか。投資家は自分のために方針をしっかりと持つべきでしょう。時価総額がGDPの30%以上占めるようになってきているわけで、証券市場はベトナム経済を表す指数の1つになっています。そのベトナム経済は低迷することなく、発展するはずではないでしょうか?問題はその発展速度が早いのか、それともゆっくりしたものになるか?ということになります。」、とコメントしている。
上場企業の年間利益上昇率は平均で20~30%に達している。一方、上場株ばかりではなく、投資対象であるOTC株も多くが割安になってきている。
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