株式市場が激しい軟調局面に入っている。雑誌「証券投資」では、ブ・バン・ニン財務大臣とのインタビューを行った。
質問) 市場を回復させるため、財務省ではどんな対策をお考えでしょうか?
ニン大臣) 特定の時期の需給関係を研究し、適切な対策を打ち出すようにしています。株式市場を安定的に効果的に活動させていくために、国家証券委員会は、関連規定の整備や管理監査活動の強化、情報公開による透明性の向上、株式市場の宣伝などを含む7つの方針を策定しました。
質問) 株式市場は金融市場及び不動産市場とはっきりとした関連性がありますが、株式市場を回復させるために、不動産市場に対してはどんな政策調整が必要でしょうか?
ニン大臣) このところ株式市場が激しい軟調局面に入っているのに対して、不動産市場は活況に過ぎたところがありました。不動産市場と株式市場がちょうど逆の方向に進んでいたわけです。株式市場を回復させるには、不動産市場を管理するための適切な政策が必要です。一番重要なのは需給関係を合理的に調整することだと思います。
質問) 不動産価格が非合理的に上昇するのはなぜでしょうか?
ニン大臣) 投機のためです。不動産市場を安定させるために、財務省の力だけでは不十分で、その他の企業や機関もそれを認識して行動しなければならないでしょう。銀行は、投機のため資金を借りようとしている投資家には絶対に貸すべきではありません。逆に投資のためのプロジェクトであれば、資金を出すべきだと思います。
質問) とはいえ、インフレ抑制のために、貸付についてなど、国家中央銀行は厳しい金融政策を打ち出していますが?
ニン大臣) 2008年1月~2月までの消費者物価異数(CPI)が非常に高く、特に2月のCPIは3.56%となり、この13年間で最も高い数値となりました。CPIの上昇を抑制するのは、中銀を始めとする各政府関連機関の任務です。しかし、株式市場や不動産市場への投資資金を極端に縮小させることは、賢明だとは言えないでしょう。
質問) その問題に関する財務省の意見を教えていただけないでしょうか?
ニン大臣) 安全性を検討し、それから貸付けるすることを提案しました。政策が厳しすぎると、投資家は全て市場から離れるでしょう。
質問) しかし、厳しい金融政策を採用しなければ、CPI抑制は難しいのではないでしょうか?
ニン大臣) CPIが上昇している現在、資金調達のため銀行は預金金利を引き上げ、利益を確保するために今度は貸付利息も上げなければなりません。金利を引き上げることは経済を悪化させますが、借入したい企業は現実性が高いプロジェクトに慎重に投資活動を行わなければならないので、長期的な視点から見れば、それによって信用活動が健全化すると考えられるでしょう。


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