このところ市場の動きも激しく、多くの上場企業が予定変更を強いられている。新株発行や上場コンサルタントの大手企業であるサイゴ証券株式会社[銘柄コード:SSI]も、2008年4月に株式配当で配当(株式割当:5対1)することを予定していたが、予定を変更し、額面比50%の現金配当とする案を株主総会で諮ることにしている。
ハノイ証券取引所からホーチミン証券取引所に鞍替えした際、SSIの株価は25万ドンを超えていたが、2月26日の営業日のSSIの株価は10万2,000ドン、2月29日には、8万8,500ドンとなった。
太平洋横断[銘柄コード:PAN]は既存株主への有償増資(株式割当:1対1)を行うと発表したが、市況が悪化してきたため、一時中止した。
リー冷蔵電気工業[銘柄コード:REE]は株式配当を変更しないが、不動産プロジェクト、及び水力発電所建設プロジェクトに集中するため、REE証券の設立を中止した。
また、増資を行うことを計画していたが、増資額を縮小させる企業もある。転換社債を発行することを計画したが、引受会社がないので実施できなかった企業もある。
株式市場を通しての資金調達は難航しているが、第5建設株式会社[銘柄コード:SC5]やチュオンズオン投資建設株式会社 [銘柄コード:CDC]など、いくつかの企業はプロジェクトを展開するための資金を確保するため、増資計画を継続している。それでも、更に多くの企業が新株発行計画を変更する、と考えている投資家は大勢いるようだ。



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