格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、仏エアバス(Airbus)のA321neo型機100機の大型発注を確定したと発表した。
また、ベトジェットエアは、英ロールス・ロイスとの間で、エンジン「トレント7000(Trent 7000)」92基およびロールス・ロイスの包括的なエンジン保守サービス「トータルケア(TotalCare)」に関する38億USD(約5850億円)相当の契約を締結した。
これらの契約は、トー・ラム書記長による英国公式訪問中に発表されたもので、航空、技術、投資分野における協力関係の深化を示すと同時に、両国間の関係が包括的・戦略的パートナーシップに格上げされたことを象徴している。
「トレント7000」は、ベトジェットエアが今後導入する40機のA330neo型機に搭載し、将来的にはベトナム~ヨーロッパ間の直行便に投入する予定だ。また、「トータルケア」に基づき、航空機のライフサイクル全体にわたって信頼性と運航効率がさらに向上する。
ベトジェットエアは現在、120機を超える新世代の燃費効率の高い航空機を保有しているほか、400機以上を追加発注しており、地域内外へのフライトネットワークを拡大している。
同社が運航するベトナム~日本路線は、◇ホーチミン~成田/羽田/大阪/名古屋/福岡線、◇ハノイ~成田/大阪/名古屋/福岡/広島線の10路線となっている。


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