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ベト株ニュース - 市場概況

  
  

11/02:VN指数30pt超下落、銀行株に売り集中 完全無料ニュース

[2026/11/02 16:37 ICT更新]


(C) VIETJO 写真の拡大



 2日のベトナム株式市場では、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックス、ハノイ証券取引所(HNX)のHNXインデックスがともに続落した。主力の銀行株を中心に売り圧力が強まり、市場全体で売りが優勢となった。

 VNインデックスは前営業日比▲30.90ポイント(▲1.77%)安の1710.72ポイントで取引を終えた。海外投資家によるHSXでの売り越しも相場の重石となった。

全セクターが下落、銀行株やIT株が指数を押し下げ

 HSXの売買代金は同+26.6%増の18兆5772億VND(約1140億円)となった。セクター別では全セクターが下落し、特に情報技術セクターや素材セクターの下落が目立った。

 ベトコムバンク[VCB](▲4.80%)やVPバンク[VPB](▲6.10%)、ベトナム投資開発銀行[BID](▲4.19%)、ビンホームズ[VHM](▲1.59%)などが下落し、指数を押し下げた。

 また、FPT情報通信[FPT](▲4.74%)やベトナムゴム工業グループ[GVR](▲6.88%)、ベトテル建設[CTR](▲2.52%)も下落した。

 一方、ビングループ[VIC](+0.41%)やベトジェットエア[VJC](+0.53%)、BIDV証券[BSI](+4.70%)が上昇したほか、コシ[KOS](+6.90%)がストップ高となった。

 HNXインデックスは前営業日比▲2.19ポイント(▲0.87%)安の250.55ポイントと続落し、売買代金は同+45.5%増の9343億VND(約57億円)だった。ビナコミン鉱産[KSV](▲8.68%)やベトナム工業団地都市開発[IDC](▲4.68%)、ペトロベトナム・テクニカル・サービス[PVS](▲2.30%)が売られた。

海外勢の売り越しと今後の見通し

 マクロ経済面では預金金利の低下や為替レートの安定が見られたものの、商業銀行の純金利マージン(NIM)の縮小懸念から銀行株への売りが広がった。

 海外投資家はHSXで約523億2300万VND(約3.2億円)を売り越した。銘柄別では、軍隊銀行[MBB]やベトコムバンク[VCB]、アジアコマーシャル銀行[ACB]などが売り越しの中心となった。

 一方、HNXでは約710億1000万VND(約4.3億円)を買い越し、サイゴンハノイ証券[SHS]などが買われた。

 11月のVNインデックスは1780~1800ポイント付近の節目を試す展開が予想される一方、業績見通しが明確な企業への選別投資が進むとみられる。

 10月下旬の市場では、VNインデックスが1740~1760ポイント台で底固めを模索する動きが見られたものの、海外投資家による売り越しの継続や大型株の調整が重石となり、上値の重い展開が続いている。

 7~9月の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比+9.95%に達するなど、良好な経済の基礎的条件(ファンダメンタルズ)が相場の下値を支える一方、世界的な金融環境や為替動向、銀行の利ざや縮小懸念が警戒されている。

 当面は1700ポイントの心理的節目を守れるかが焦点であり、資金調達コストの低下や10~12月期の業績への期待を背景に、銀行や証券、不動産などの主要セクターに買いが戻るかどうかが、本格反発に向けた鍵となる。


  
  
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