タクシー事業を展開するイーギア投資貿易(Y Nghia Investment And Trading、ブランド名:タクシーラビ=Taxi Lavi)は15日、不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(Vinfast)およびビンファスト製電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社で配車サービスを手掛けるグリーンSM(Green SM)との間で、タクシーのEV転換に関する協力覚書(MOU)を締結した。
覚書によると、イーギア投資貿易は既存のタクシー全車両をビンファスト製のEV2000台に置き換える。導入する車種には、◇「ミニオグリーン(Minio Green)」、◇「ヒーローグリーン(Hero Green)」、◇「VF 5」、◇「リモグリーン(Limo Green)」、◇「ECバン(EC Van)」が含まれる。
また、グリーンSMのコンサルティングと支援を受けて、従来の事業モデルから環境に配慮した交通サービスモデルへと移行する。このEV転換のロードマップは、ホーチミン市、南部メコンデルタ地方カントー市、南中部地方カインホア省、同ダナン市などの主要市場で展開される予定で、化石燃料を使用する車両をすべてEVに置き換えることを目指している。
車両の転換と並行して3社は、ビンファストのEV充電インフラ整備を手掛けるV-GREENグローバル充電スタンド開発会社(V-GREEN)が開発する充電インフラや、専用のサービス拠点のシステムを含む一体化した運用体制を共同で構築し、大規模な車両の運用効率と安定した運用基盤を確保する方針だ。
イーギア投資貿易のグエン・クオック・ズン会長は調印式で、「今回の覚書締結は、当社の全車両を電動化するロードマップにおける具体的な一歩となる。効率的で持続可能な輸送モデルを構築し、運転手の安定した収入を確保するとともに、顧客へのサービス品質を向上させたい」と述べた。
また、グリーンSMのグローバル副社長であるチャン・レ・フオン氏は、「グリーンモビリティは必然的なトレンドであるだけでなく、企業の長期的な運営効率を高めるためのソリューションでもある。今後もパートナー企業を支援し、各市場でのサービス基準と運用品質の向上を確保していく」と語った。
現在、グリーンSMは自社ブランドで車両を運行しているほか、ベトナム国内の交通のグリーン化プロセスを促進するため、全国の約100社の運送企業と11社のバス会社のEV転換を支援している。


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