
18日のベトナム株式市場は、幅広い銘柄で売り圧力がかかり海外投資家の大規模な売り越しが続いたものの、ビングループ[VIC]関連株の爆発的な上昇が相場を牽引し、VNインデックスは大幅な反発を記録した。
指標と売買代金の動向
ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスは前日比+24.27ポイント(+1.34%)上昇し、1830.47ポイントで取引を終えた。売買代金は17兆4293億VND(約1062億円)と前日から▲27.9%減少した。ハノイ証券取引所(HNX)のHNXインデックスは前日比+5.96ポイント(+1.80%)上昇の336.16ポイントとなり、売買代金は8550億VND(約52億円)だった。売買代金が減少した背景には、VNインデックスが1840~1850ポイントの抵抗線に接近していることで、投資家が慎重な姿勢を強めていることが挙げられる。
セクター別動向と大型株の動き
市場の焦点はストップ高を記録したVIC(+6.98%)、ビンホームズ[VHM](+6.96%)、ビンコムリテール[VRE](+6.93%)などのビン系株式に集まった。この急騰は、VHMが大型配当計画を発表したことが好感されたためだ。
一方、その他の不動産株は利益確定売りに押され、ナムロン投資[NLG](▲2.17%)、キンバックシティーグループ[KBC](▲1.93%)などが下落した。
銀行株や証券株も総じて調整局面となり、エクシムバンク[EIB](▲2.10%)、サコムバンク[STB](▲1.66%)、テクコムバンク証券[TCX](▲2.21%)、VNダイレクト証券[VND](▲1.65%)が値を下げた。
対照的に石油ガス株は堅調を維持し、ペトロベトナム・ドリリング[PVD](+2.64%)、ペトロベトナムガス[GAS](+1.11%)などが上昇した。また、個別銘柄では国内外から強い買いが入ったPC1グループ[PC1](+6.78%)がストップ高となり注目を集めた。
海外投資家の動向と今後の見通し
海外投資家は市場全体で1兆8720億VND(約114億円)を売り越し、特にFPT情報通信[FPT]が最大の売り越し対象となった。今後の見通しについては、テクニカル指標の移動平均収束拡散(MACD)がゼロラインを下回っているもののシグナル線との差を縮めており、ストキャスティクスも売られ過ぎの領域から反発していることから、短期的な悲観論は後退しつつあると見られている。


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