米経済誌フォーブス(Forbes)が4日に更新したリアルタイム世界長者番付によると、不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)のファム・ニャット・ブオン会長が資産額392億USD(約6兆1000億円)で東南アジア一の富豪の座を維持した。
また、同社株の急騰により、時価総額がベトナム株式市場で初めて2000兆VND(約11兆9000億円)を突破した。
東南アジアの富豪番付で首位を独走
4日時点のブオン会長の資産額は世界54位で、東南アジア2位のフィリピン港湾開発運営大手であるインターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービス(International Container Terminal Services=ICTSI)のエンリケ・ラゾン・ジュニア会長(209億USD=約3兆3000億円)に180億USD(約2兆8000億円)以上の大差をつけている。
3位はインドネシアのロー・タック・クォン氏、4位はタイのタニン・チャラワノン氏、5位はインドネシアのプラジョゴ・パンゲストゥ氏と続いた。
時価総額が初の2000兆VND超え
この背景には、VIC株の急騰がある。4日の取引でVICは最高値の26万VND(約1550円)を記録し、時価総額は一時2000兆VNDを超えた。前場終了時点では1971兆VND(約11兆7000億円)となったが、ベトナム株式市場で初めて2000兆VNDを超えた。
同社株は2週間で約+30%上昇し、市場全体を大きくけん引している。
ブオン氏は2013年にベトナム初のビリオネアに認定されて以来、13年間で資産を25倍以上に増やした。ウクライナでの即席麺事業で起業した同氏は、帰国後に現在の多角的な事業エコシステムを築き上げた。


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