先月(4月)だけで、海外投資家の2つの証券取引所での買い越し総額が1億4,000万ドル弱に達した。これはベトナム証券市場の魅力が依然非常に大きいことを表すものであった。
国内における需要が弱まっている一方、海外の需要をきちんと誘導し、市場の需給バランスを取ることは大切な対策の1つである。最近も、1つの積極的な動きが証券委員会の文書759号で明らかになった。海外投資家の残高確認の際に、外貨売買契約(金融機関と顧客)の使用を許可するというものである。市場からの反応に基づいて、海外資本が証券市場へより簡単に流入することができるように、多くの障害が解決されるべきである。
現行の規定では、投資家が証券を買う場合、または購入を公開する場合、証券会社で開設した口座における残高が保証比率についての条件をクリアしていなければならない。つまり、株の買注文を出すためには、海外投資家の口座にある残金がその時点で充分になければならない。しかし、今後国家証券委員会は、証券保管メンバーが金融機関と海外投資家との間で結ばれた外貨売買契約に基づいて、海外投資家の決済能力を国家証券委員会へ証明できるようになる。
現在、海外投資家にとって外貨をベトナムドンへ両替することはあまり難しくないので、上記の文書はあまり重要には思えないかもしれない。或いはベトナムですでに数年活動している海外投資ファンドは、銀行等との密接な関係があるため、優良な投資チャンスに巡り合った際の、決済の問題は、困難な問題とはいえないかもしれない。
しかし、他の多くの投資家にとっては、上記の規定が、持つ意味は決して小さくないと言えるのではないだろうか。多くの台湾人投資家が口座を開設している証券会社の社長は、短期売買戦略を採用する海外投資家も少なくないため、国家証券委員会の文書はそうした投資家の資金投入に道を開き、市場の流動性を幾分かは改善させるのではないかと語った。
(2)に続く


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