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投資家はどこへ向かっているのか?(2)

2008/03/18 19:30 JST更新

2) 二転三転

 資金はあるにもかかわらず、どこへ投資すればよいのか分からない、というのが多くの投資家の頭痛の種となっている。2007年末、不動産市場は1年に亘る第3次ブーム(土地・住宅価格がピークまで引上げられた)が終焉する時に、多くの投資家が不動産を売却し、新年の投資チャンスを待っていた。しかし、2008年に入り証券、そして不動産などの投資チャンネルが難しい状態に陥り、回復する兆しもまだ見えないため、個人投資家が保有している大きな資金の投入先が決まらない。

 不動産市場では、2007年の第3次ブームの間に、その過熱振りが社会的にも問題視されるようになり、結局市場引締めのために、一連の政策(累進課税、銀行の貸付縮小等)が出された。これが不動産市場を減退させ、一部の事業では販売価格が低下することも起きるようになった。投資家としては、価格下落が広がることを心配しているため、この時点での投資は得策ではないと考えている。

 不動産市場と比べて、証券市場への投資は、資本の柔軟性がより高いと言えるが、証券市場は優良銘柄もそうでない銘柄も区別なく、下落するという状態である。ブルーチップ銘柄が短期間に50~70%下落し、多くの投資家は市場の流動性に対して当惑した。当然、この投資チャンネルも、殆どの個人投資家には、まだ選択されてはいない。

 こうした中で、金だけは価格が高騰したため、明るい希望の光のように浮かんでいる。金をスィングすることで、利ざやを稼いだ人は2007年にはいた。しかし、金価格も3.75g、190万ドンまで上昇した時点で、投資する気を失ってしまった投資家は少なくない。ある投資家は、「国内の金価格は世界の金価格に基づいています。また世界の金価格は原油価格、原油生産高、米ドル、政治等の多くの要素に基づくのでリスクが高いのです。少し油断すればすぐに飛んでしまう。」と語った。

 一方、預金金利はかなり高いにもかかわらず、能動的な投資家にとってこれは投資チャンネルとあまり思われていない。そのため、彼らは自分の思惑に相応しい投資チャンネルを探し続けており、そして迷っている。

(終)

*関連ニュース:
投資家はどこへ向かっているのか?(1)

  
  

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